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青林堂は司法の決定に従わない意思を明確に示した。(青林堂の通知書・後編)

青林堂は裁判所が認定した命令を無視し、司法の命令に従いませんでした。
(※賃金未払いは、労働基準法第24条(賃金の支払い)違反になる可能性があります。刑事罰もあります)


この結果、青林堂は強制執行までされる事態となったのですが、
今回は青林堂がどんなに奇異な文章を通知してきたのか、その全文を公開する記事の、後篇(最終回)です。



▼前編
「青林堂は、自ら「業績は極めて不振」であると通知してきた」


▼中編
青林堂は裁判で認定された事実を歪曲して奇怪な通知をしてきた



前回は、青林堂は裁判の決定(判決)を読み違え、元々主張していた内容を変え、ねつ造した事実を基に奇怪な主張をしはじめたところまでを紹介しました。





3ページ目で、裁判の決定を真っ向から否定した青林堂の主張は、さらに日本の司法の判断と真逆の方向に向かって展開していきます。

裁判所が「青林堂は当該に賃金を支払え」という命令を出したことに対して、青林堂は「当該は青林堂に金を払え」と言いだしたのです。


そればかりか、請求している金額に5%の利息もつけろと言い出す始末。


このロジックの前提が、前回紹介した「決定文の読み違え」なのですから、主張としては かなり恥ずかしい内容と言えそうです。









さて、いよいよ3ページ目の後半、「C」の部分を読解したいと思います。

期待を裏切らず、かなり狂った主張をしています。





■Cの部分

なお、当社(青林堂)は、貴殿に対して平成27年1月16日以降の賃金の支払義務はないものと認識しておりますが、仮にこれがあるとされた場合には、上記金額と対等額にて相殺します。



通知03




これは、すごい。

裁判所の「払え」という命令に対して、「賃金の支払義務はないものと認識しております」とハッキリ書いてあります。

日本が大好きで、自らの会社を「保守業界」の会社だと公言している青林堂が、日本の司法が下した決定を否定しているのです。




そんなに日本が好きなら、日本の司法が下した決定に従うべきではないでしょうか。


そもそも、日本の法律に従っていないから、このような事態になったわけですが。




この通知文どおり、青林堂は司法の決定を否定し、賃金に支払いに応じることはありませんでした。


その結果、青林堂は裁判所から強制執行を行われる事態となったわけですが、同時に東京管理職ユニオンも、これに対して(ちょっとだけ)「争議」を行なうことにしました。




次回は、青林堂のご関係者の皆さまにお送りした、事件解決要請の文書を紹介しながら、青林堂で何が起きたのかを振り返っていきたいと思います。


青林堂の不当労働事件、違法解雇事件は、いかにして起こったのか、お楽しみに。



次回も地獄!
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コメント

1. 相殺?

裁判所が仮に支払えと決定した賃金を支払う義務が無いと言い、仮に支払う義務があっても青木木堂さんと会社が一旦合意して決めた賃金は会社が騙されて多く払ってきたものだから、その多く払った分と裁判所が仮に決定した賃金とを相殺するって言ってるみたいですね。恐るべき屁理屈ですね。それは裁判所に言うべきことですよね。

2. Re:相殺?

>愛読者さん
コメントありがとうございます。
全くそのとおりですね。
裁判の結果に不服がある場合、それより上位の判決により覆すべきです。
つまり、仮処分裁判が不服なら、本来なら本裁判に訴えるべき場面であると言えます。

しかし、青林堂は異議申し立てもせず、労働裁判に進んだわけですが、これは本当に意味がわからず、審判員も「なんで、労働審判?」とおっしゃっていました。

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プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
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当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…

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