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「iRONNA」に青林堂事件の記事が掲載されました。

「iRONNA」に青林堂事件の記事が掲載されました。

後ほど指摘しますが、見たところ蟹江社長の記事は、事実に反した内容を含んでおり、現在進行中の裁判の訴えを拡大することに役立つ内容でした。



▼掲載記事 ~対策本はウソばかり~
なぜユニオンは「ブラック企業」退治の切り札と呼ばれるのか



この掲載誌、「iRONNAは産経新聞系列企業の運営するサイトである。そして、近年の青林堂は、「ネット右翼」と呼ばれる人々に非常に好かれている企業であるところ、産経新聞もまた「ネット右翼」に非常に好かれている新聞である。」と佐々木弁護士も掲載記事で記述しているとおり、いわゆる右派読者が多い、青林堂にとってはホームグラウンド。

あのような文書でも、ホームでの論争なら勝てると思ったのでしょうか。
裁判や労働委員会に出席せずに、雑誌に(しかも自分で)持ち込むんですね。

原告側代理人である、佐々木亮弁護士も寄稿してくれています。

実に分かりやすく青林堂の違法性が伝わります。


▼掲載記事 ~原告代理人が徹底反論~ 佐々木 亮 弁護士
青林堂社長にこれだけは言いたい 「パワハラに右も左も関係ない」


以下、佐々木先生のツイッターから、蟹江社長の記事に対する指摘投稿を抜粋。
この記事のみを見ても、会社が整合性がない主張をしているかが、よくわかります。


佐々木先生ツイート000

■ 「謝る必要がない」と本当に思っているのなら、これは訴訟において使えますな。:【青林堂社長独占手記】「あんな社員に謝る必要が本当にあるのか?」 (蟹江磐彦) - オピニオンサイトiRONNA

■ 青林堂の社長の記事は愚痴レベルなので、放置してもいいかと思いますが、事実関係でいろいろツッコミどころがあるので、指摘しておくかな。

■ まず、「実際に男性社員のように、会社内で録音盗撮したり」との箇所だけど、職場復帰の最初から録音をしているわけではないからね。復帰してから連日のように嫌がらせが続くので録音するようになったんだよ。録音された内容も、「バカ」「サヨク」「スパイ」など誹謗中傷が満載だからね。

■ 一人の人間に対して、人格を否定するような言葉を日々ぶつけておきながら、いざそれが録音されると自分が被害者みたいな書きぶりは、厚顔無恥を体現しているような記載ですね。いやはや。

■「会社の重要な名簿やIDパスワードを無断で持ち出したり」というのは事実誤認だね。青林堂の名簿を社員が持ち出した事実はないよ。これは何度も言っているけど、会社側が「この社員が持ち出した!」と決めつけているだけ。当該社員が持ち出した証拠はどこにもない話。

■ IDパスワードに至っては、青林堂のそれを持ち出した事実はない。このことは仮処分事件でも争いのない事実で、ただ、当該社員が前職の会社のIDパスワードをパソコンに保存していたことを解雇理由にしている、ということはあった。でも、青林堂のIDパスワードではないからね。一体何の話だろう?

■ なお、IDパスワードの件は、仮処分決定の中で、裁判所から、解雇理由にならない、と一蹴されています。そうした事実を、まるで自社のIDパスワードを持ち出されたかのように書くのは、いくらなんでも悪質だね。

■ 「男性社員は一日中机の前に座り、社内の動向を探りながら言動を逐一メモし、その情報をユニオンに報告していた。」との部分もおかしい。当該社員は隔離されていたし、メモしていたのは暴言などの嫌がらせの内容。ユニオンに報告ではなく相談していただけ。所属労組に相談したらダメというのですかね?

■ 「不思議なのは、大半のテレビ局が今回の提訴を報道するなど、この裁判がなぜこんなに大きく扱われるのか、ということだ。」「これにはなんらかの恣意的な意図を感じずにはいられない。」「当社を狙ったマスコミ各社の動きをみれば、ユニオンと何らかのつながりがあると疑ってしまう。」は笑うしかない

■ もしユニオンにマスコミを恣意的に動かす力があれば、もっとなんか別のことをやっているでしょうね。本件がメディアが多く注目する理由は、パワハラと言える言動が客観的な録音証拠として多数残っている点。客観的な資料があれば、報道する側は安心して報道できるからじゃないかと思いますがね。

■ 要するに、社長さんが、なぜうちみたいな零細企業が注目されるのだ?と思っている答えは、社長さんの自らの行動にこそあった、ということになるでしょう。

■ 「なぜ東京新聞がそれを知っているのか?」って、東京新聞の記者が取材したんだと思いますが。内容のことは私も知りませんが、取材するのは普通のことだと思われますが、自社でも雑誌(?)みたいなの出しているのに、なんでこういう疑問がわくのか不思議。

■ 「東京新聞の取材の件は、当社が男性社員に直接連絡をとったことが支配介入に当たるためユニオンに陳謝しろという内容だったが、そもそも自社の社員に連絡することが、労働法では違法とされること自体疑問だ。」の部分は、多分ですが、労組との交渉事項について直接交渉を持ち掛けたのかな?

■ さすがに、会社が労働者に、単に連絡することだけが支配介入になることはありません。しかし、この社長の書きぶりからすると、おそらく何が悪いのか理解できていないものと推測されます。

■ ユニオンの要求内容も、ものすごく不正確なことを書いていますね。これはユニオンが反論するでしょうから、いいですね。ちなみに、「復職させるしか選択肢がない」となんか被害者っぽく書いてますが、違法な解雇をしたのは青林堂ですから、それを棚に上げて何を言っているのでしょうか。

■ 「男性社員は復職後、初日から守秘義務契約を拒否し、大声で「支配介入だ!」と恫喝(どうかつ)していた。」との部分は、そもそも守秘義務契約ってなんですかね。この社員だけにそんなもの求めるのはおかしいですし、労働者ですから服務規律には従うので、改めて書面を取るまでもないでしょう。

■ 大声で支配介入だ!と叫んだという記録はありません。むしろ、持ち帰り組合と相談してから書面は書きたいという当該社員に対し、「今、ここで書け」と強要した事実がありますね。それに対し、支配介入になりますよ、と指摘する可能性はあるでしょうけど、それは恫喝ではないですね。

■ 「「これは闘いですから」と叫ぶ」というのは、叫んでないですね。ここは録音がありますが、次の会話です。

■ A氏「明日もまたくるんですかー?」社員「はい」A氏「いやー、だってこんなに怒っててよくこれますね」社員「それはもうそういう戦いだからね」A氏「戦いってあんたの責任でしょ。すごい図太いですね。見習いたいんですけどー」
他の社員も当該社員に対し、日々こうした態度を取っていたのです。

■ 社長さんは、「当然、当社としては語気強く毎日のように説得を続けた」って書いてますが、録音内容からすると説得とは言えないでしょうね。そこは評価なので、裁判で決着がつけられると思いますね。

■ しかし、おそらくネトウヨの方々は、あの社長の文章を読んで「ほら、青林堂が正しい!」と思うのでしょう。しかし、右翼・左翼というのを排して、社長が社員にとった行動としてどうなのかを純粋に見つめなおした方がいいと思いますよ。自分が上司からそういうことやられて、どう思いますか?

■ こちらもご参考にどうぞ。:青林堂事件から考える労働者の<パワハラ>対処法(佐々木亮) - Y!ニュース



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プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
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当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…