都労委「命令」実施期限 初日
- 2017/04/04
- 17:27
▼「命令書」主文には、青林堂に3項目の命令がされています。(前回記事参照)
前回エントリー「都労委「命令」から一週間(H27不106号事件)」
▼命令文はこちらからダウンロードしてください。(拡散希望)
「都労委 青林堂第2事件、命令書」
さて、早速ですが、命令による掲示開始の期限(交付日より一週間)である、4月4日、青林堂へ確認しに行きました。
結果、掲示していませんでした。
訪問してみると、社内には蟹江社長が居ました。
鈴木執行委員長は、蟹江社長に「命令が出ていることは承知しているか」「命令を守る気はあるか」「この都からの命令に対し、争うこ方向性なのか」など、丁寧に確認しました。
蟹江社長は、「渡辺(専務)に確認しないと分からない」などとし、命令文をちゃんと読んでいないことを告白していながらも
「ああ、これこれ」といって、従業員の一人に持ってこさせたのは…

見ても何だか分からないと思いますので、一応説明しますと、
「産経新聞」にベタベタと「命令文」の一部を貼り付けたもの です。
いやいや、そんなことをしろという命令は、どこからも出ていないだろ。
しかも、従業員の女性が、その「奇妙な物体」を手で壁に押し付け続けているので、何をしているのかと思ったらなんと、それをもって「掲示した」と主張。
いやいや、固定しろよ。
で、ようやく「奇妙な物体」を壁に固定したのが、上記の写真、という次第です。
ツッコミどころは多々ありますが・・・主文には「白紙に、楷書で明瞭に墨書して」とあります。
しかも、「命令文」の1ページ目からいきなり抜けてるから、命令で掲げるよう指示のある文章そのものも欠けている始末。
鈴木委員長に「これでは、命令に従っているとは言えませんねえ…」と、蟹江社長はこれまた丁寧に正しい掲示についての説明を受けていました。


とりあえず、社長はから今後も訪問することについて、了解を頂きました。
が・・・
青林堂は、都労委の命令を守る気あるんでしょうか・・・
なお、本件についても、テレビや新聞社のかたから、取材の連絡を頂いております。