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青林堂は裁判で認定された事実を歪曲して奇怪な通知をしてきた。(青林堂の通知書・中編)

青林堂は裁判所が認定した命令を無視し、司法の命令に従いませんでした。
(※賃金未払いは、労働基準法第24条(賃金の支払い)違反になる可能性があります。刑事罰もあります)


この結果、青林堂は強制執行までされる事態となったのですが、
今回は青林堂がどんなに奇異な文章を通知してきたのか、その全文を公開する記事、中篇です。

▼前編
「青林堂は、自ら「業績は極めて不振」であると通知してきた」









さて、では早速2ページ目を見てみましょう…

■画像A-1の部分
(1ページ目でした予備解雇に対して)
「なお、当社としては、上記予備解雇につき貴殿との協議を行う用意はあります。」とある。

通知02

今回の解雇理由は合法であるので有効と言いたいのでしょう。


若干笑ってしまうのですが、このあと青林堂が申し立てた労働審判で主張した面白い内容の伏線になっていました。

「協議の用意があると伝えたのに、協議の申込みがなかったので、当該は自らの解雇を認めており解雇有効」と主張してきたのです。

労働審判では、青林堂がしたこの主張は実質的に無視されました。



バカバカしいと言うか、なんというか…。
とにかくムチャクチャです。













続けて3ページ目では…


■「B-1」「B-2」(2頁から3頁にかけて)

(「当該社員が会社をだましていた」という青林堂の主張について)
「この点は前記仮処分事件の決定8頁でもそのように認定されています。」とあります。


通知03




で、実際に 青林堂が指している決定文の8ページを見てみると…


「ウ 債権者と蟹江の間では、債権者が入社した当時、3ヶ月の試用期間経過後の平成26年9月には正社員として雇用するという話がされたことがあり、債権者は、債務者の「契約社員就業規則」(甲5)に署名したものの、契約書は作成されなかった。
また、債権者と債務者は、債権者の給与について債権者の希望額である月額35万円にすることに合意したが、入社前の面談において、債権者は、蟹江に対し、産学社当時の債権者の給与が月額25万円であったことは告げていなかった
(甲5、甲16、乙15、審尋の前趣旨)




…どう見ても認定されていませんね。

「前職での賃金金額をを伝えず、協議によってこれからの賃金月額について合意した」だけですね。




そもそも、青林堂の主張は「嘘の金額を“言った”」ことだったはず。

それに対して、裁判所で認定されている事実は、「伝えず」(言っていない)ということです。

要するに青林堂の主張は、ここでも却下されているのです。





このように、青林堂の通知文は、裁判所の認定する「事実」を自分に都合よく改ざんしていると言えます。



これ以降の文については、この妄想を前提に展開していますので、見るまでもありませんが、更にすごいことが書いてあります。





ここまででも、青林堂だ出した通知文の奇怪さは御理解いただけたと思いますが、次回はいよいよ通知文編の最終回。


青林堂が日本の司法の決定を正面から否定し、支払命令に対して拒否するクライマックス部分を一緒に読んでいきたいと思います。


次回も地獄!
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プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
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当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…