FC2ブログ

記事一覧

第7 被告らによる原告組合に対する不当労働行為 (「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 27)

公開中のダイジェストページの各項目をクリックすると、リンクから詳細が確認できる仕組みです。

▼訴状全体を見る場合は、こちらを御覧ください。
「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 (1)


第7
---------------------------------
第7 被告らによる原告組合に対する不当労働行為
1 具体的な違法行為
第3の4(2)(4)及び(8)は、いずれも原告組合に対する誹謗中傷を含み、また、原告組合と原告中村の団結権を侵害する行為である。


(1)第3の4(2)の行為について
まず、第3の4(2)の行為は、名簿については、原告組合が破棄したと回答しているにもかかわらず、これをまだ持っているものという前提で、原告組合の組合員である原告中村にこれを取り返してくるよう命じる行為である。
すなわち、労働組合の見解に反する行動を労働組合員に業務命令だとして命じているのである。
これは、原告中村を原告組合と対立させて敵対する関係に追い込もうとするものであり、明らかに原告組合と原告中村の団結権を侵害するものであり、支配介入の不当労働行為(労組法7条3号)である。
そして、被告社長、被告専務、被告齊藤には、上記の事実の認識があるので、これらは故意に行われた不法行為である。


(2)第3の4(4)の行為について
第3の4(4)の行為は、直接的な原告組合に対する誹謗中傷である。
それ自体が、原告組合に対する名誉毀損に当たり不法行為を構成するほか、労働組合に対する嫌悪感情の発露として原告組合の団結権を害する支配介入の不当労働行為(労組法7条3号)にも該当する。


(3)第3の4(8)の行為について
第3の4(8)の行為は、原告中村の労働時間を勝手にストライキ扱いしたというものであるが、言うまでもなくストライキは労働組合が自主的に行うものである。
これを、使用者である被告会社や、被告社長、被告専務、被告齊藤らの第三者が、勝手にストライキをしたと扱うことなどできない。
こうしたストライキに対する侮蔑的な扱いは、原告組合の争議権を侵害するものであるし、団結権をも侵害するものであるから、支配介入の不当労働行為となる(労組法7条3号)。
また、このような労働組合を敵視し組合員である原告中村に対し組合活動を理由とする不当かつ不合理な理由に基づく一方的な賃金減額であるから、労働組合に加入し若しくは労働組合の正当な行為をしたことの故をもって不利益な取り扱いをしたのであるから不当労働行為に該当する(労組法7条1号)。

2 責任
上記1記載の各行為の実行者は被告社長、被告専務、被告齊藤である。同人らは原告組合に対する不法行為者として、連帯して損害賠償の義務を負う(共同不法行為)。
また、被告社長は、被告会社の代表者であり、かつ、上記各行為を職務として行っている。したがって、会社法350条により、被告会社も原告組合に対する損害賠償の義務を負う。
被告のこれらの損害賠償義務は連帯関係となる。

3 損害
被告らの上記行為によって、原告組合は有形・無形の損害を被った。その損害を填補するには金500万円が必要である。また、これに対する弁護士費用は50万円が相当である。

スポンサーサイト



プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
-------------------------------------


当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…