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青林堂は、自ら「業績は極めて不振」であると通知してきた。(青林堂の通知書・前編)

前回までに、東京地方裁判所が「平成27年(ヨ)第21005号 地位保全等仮処分事件」について出した決定(判決相当)で、青林堂が敗北したことをお知らせしました。

司法の決定は、「本件解雇は不当労働行為(労働組合法第7条第1号)に該当するのみならず、労働契約法第16条によれば、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められないものであるから、無効である。」と判断しました。

この理由により、裁判所は青林堂に対する支払い命令を出しました。



しかし、青林堂は裁判所が認定した事実を根拠もなく無視し司法の命令に従いませんでした
(※賃金未払いは、労働基準法第24条(賃金の支払い)違反になる可能性があります。刑事罰もあります)


この結果、青林堂は強制執行までされる事態となったのですが、今回は青林堂がどんなに奇異な文章を通知してきたのか、その全文を公開したいと思います。



通知文は4枚に及びます。


▼青林堂が送信してきた通知文

第1ページ目で、いきなり「現在、当社(青林堂)の業績は極めて不振であり、資金繰りが逼迫しています。」自ら通知してきました。

青林堂通知文01


このページで青林堂がしている主張は、①裁判で解雇無効って言ってるからあらためて解雇する、②その理由(言い訳)、とこの2点。



しかし、仮処分は決定しているのであるから、あまり意味のある通知とは思えません。

まあ、今に始まったことではないので、別に良いのですけれど。



しかも、正しい手続きをするなら、2週間以内に異議申し立てをし、仮処分裁判より上位の裁判(本裁判)に訴え出るべき場面です。

というより、この通知文の前提が仮処分裁判の決定を否定しているのに、異議を申し立てないのは、一体なぜ?

本当に法律家が参加しているのであろうか。



様々な謎を残しつつ、次回に続く。








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コメント

1. 無題

仮処分の決定を踏まえ予備的に解雇?
一般人には意味不明なんですけれど。
ただの駄々っ子ぢゃないのですか?

2. コメントありがとうございます。

そうですよね…そう見えますよね。
でもこれ、本気で言ってきたっぽいんですよ。残念ながら。

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プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
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当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…