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第三-4-(4)原告組合に対する誹謗中傷(不法行為類型④) (「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 21)

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「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 (1)



第三-4-(4)
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(4)原告組合に対する誹謗中傷(不法行為類型④)
被告らは、原告組合に対して誹謗中傷を繰り返した。これらの行為は、原告組合に加入する原告中村に対する攻撃でもあり、これによって、原告中村は不快な気持ちにされ、困惑せざるを得なくなった。
具体的には次の通りである。


ア 「お前の上司は組合か」発言
別紙会話記録1のとおり、被告社長の「お前の上司は組合か」との発言は、原告組合員である原告中村に対して述べており、これは原告組合の団結権を侵害する発言であるので、不当労働行為(支配介入)に該当する。

イ 「会社は組合のものと言え」発言
平成27年12月3日、被告社長は、別紙会話記録20にあるように、原告中村に対し、会社はだれのものかという問答をしかけ困惑させ、原告組合にいじめられているだとか、会社は労働者と組合のものであると言えなどと述べた。
同日、さらに被告社長は、原告中村に対し、原告組合に入って何かいいことあるのかと述べる従業員に同調し、原告組合に加入している原告中村を責めた(この時の具体的会話内容は別紙会話記録21のとおり)。


ウ 組合脱退を促す発言
平成27年12月3日、被告社長は、「全ての元凶は、ユニオンなわけよ。君がユニオン辞めれば、辞めれば、普通にみんなつきあうし、普通にできるわけよ。」「君がユニオンを脱退すれば、話は違う、違ってくるわけよ。」「君がユニオンの人間じゃなければ、こんなふうにはなんないよ。正直。」「まあ、多分、君がユニオンに入ってる限り、ずっとそういうものはついてくるよ。で、正直、えー、僕が次に作る会社も、ユニオン、ユニオン怖いもんだから。君が怖いんじゃなくて、ユニオンが怖い。嫌なの。」「ユニオンと縁を切ったら、まだつきあえる、つきあえれると思うんだよ。」「で、ユニオンって、えー、ある意味、人間じゃないからね。」などと原告組合を誹謗中傷し、原告中村に原告組合からの脱退を促した。
この時の具体的会話内容は別紙会話記録22のとおりである。


エ ユニオンが嫌い発言
平成27年12月3日、被告社長は、原告組合から団体交渉を申し入れられていることを理由に代表取締役を辞職する旨を述べ(その後、実際に辞職はしていない)、被告専務や他の従業員とともに、原告中村を責めた。また、被告社長は、「いや、中村君、悪いこと言わんから、もう、ユニオン辞めな、ほんとに。」「君が嫌いじゃなくて、ユニオンが嫌いなんだから。」などと述べ、原告中村に原告組合脱退を促したり、原告組合を誹謗中傷した。
この時の具体的会話は、別紙会話記録23のとおりである。


オ 組合は左翼発言
平成27年11月16日、被告社長は、原告中村の発言に対し、「左翼用語」などと述べ、さらに、「労働組合といったら、みんな左翼じゃない。それは。」とも述べて、組合員である原告中村と原告組合を誹謗中傷した。
具体的には、別紙会話記録24のとおりである。


カ 直接交渉の持ちかけ等
平成27年11月19日、被告専務は、原告中村に対し、「社内で交渉して、お話し合いをすればいい」などと述べて、原告組合を介さず直接交渉を持ちかけた。
具体的には、別紙会話記録25のとおりである。


キ 組合への報告を「やめな」と述べる
平成27年11月25日、被告社長は、原告中村に対し、「あのー、支配介入じゃないけど、あの、あんまりユニオンに言いつけて、ユニオンに動いてくれと言うの、あの、やめな。君の立場も悪くなるから。」と述べ、原告中村が自らが受けた仕打ちを原告組合に報告すると、「立場が悪くなる」などと述べた。
具体的には、別紙会話記録26のとおりである。


ク 「ユニオンをつぶす」発言
平成27年11月25日、被告社長は「ユニオンをつぶす」と発言をし、原告中村を脅した。
具体的には、別紙会話記録27のとおりである。


ケ ユニオンは敵、左翼発言
平成27年11月26日、被告社長は、原告中村に対し、「君たちは、ええと、左翼の巣窟だと思ってるわけよ。」と述べて誹謗中傷し、さらに、「だから、左翼としてみれば、うちをつぶしたいというふうに思うわけよ。だから、それに関して、うちの情報は、左翼はみんな欲しがるから、うちの情報を、中村君を使って。」と原告中村をスパイである旨の発言をした。
具体的には、別紙会話記録28のとおりである。


コ ユニオンは日本にとって危ないとの発言
平成27年11月26日、被告社長は、「ユニオンの方が、あの、日本にとっては危ないわけよ。」と述べて、原告組合を誹謗中傷した。
具体的には、別紙会話記録29のとおりである。


サ ユニオンに2人入られたら困る旨の発言
平成27年11月26日、被告社長は、「だから、あの時点で、あのー、少ない人数で2人も組合へ入っちゃって戦われたら、うち、やっていけないの、分かってるよ、分かってるよね?」と述べ、原告中村を困惑させた。
具体的には、別紙会話記録30のとおりである。


シ ユニオンを敵視する言動
平成27年11月26日、被告社長は、原告中村に対し、原告組合について、「だって、もうユニオンと仲良くしようっていう気、ないもん、俺。」「ユニオンと戦っていくからね、俺は。」等と述べて敵視する発言をした。
具体的には、別紙会話記録31のとおりである。


ス 原告組合を泥棒扱い
平成27年11月26日、被告専務は、名簿について「じゃ、完全に組合が勝手に持ってったんだ? うちから。」「じゃ、組合が、うちに泥棒に入ったんじゃない? 中村君。それこそ大変じゃない? 書かなくちゃ。」「だって、そういうことじゃない? 組合が泥棒に入ったんじゃない? うちにデータ取りに。」などと述べて、原告組合が「泥棒」であると誹謗中傷し、原告中村を責めた。
具体的には、別紙会話記録32のとおりである。


セ ユニオンは犯罪をしても許されると発言
平成28年1月15日、被告社長は、原告中村に対し、「ユニオンは何をやっても許されちゃうわけよ。何をやっても、何を犯罪しても。」などと述べ、さらに、「中村君がこの先、何をやろうが、犯罪にならんわけ。ユニオンの命令で君が何かやったとしても、犯罪にならんから、怖いわけ。」などと根拠のないことを述べて責め立てた。
具体的には、別紙会話記録33のとおりである。


ソ 被告齊藤による原告組合の誹謗中傷
a 原告組合を泥棒・嘘つき呼ばわりする
平成28年1月25日、被告齊藤は、「名簿を盗んで、そんなのはね、通用せん。」「それだったら、ほんとに盗んでよくてあれするんならば、ね、何、組合が、『匿名の第三者から』って、うそ言う必要ねえじゃない。何うそ言ってんの? 組合は。」と述べて原告組合を泥棒やうそつき呼ばわりした。具体的には、別紙会話記録34のとおりである。

b 原告組合は「頭が悪い」との発言
同日、被告齊藤は、「1個だけ認めるよ。『ユニオンは頭悪い』、うん、ここだけ認めるよ。」と述べ、原告組合を誹謗中傷した。具体的には、別紙会話記録35のとおりである。

c 原告組合が名簿を「盗み出した」との発言
同日、被告齊藤は、「組合が、ね、名簿盗んで、盗み出したんだからね、無断で。」などと述べ、原告組合を誹謗中傷した。具体的には、別紙会話記録36のとおりである。

d 原告組合は「恐喝屋」であるとの発言
同日、被告齊藤は、原告組合について「体のいいね、恐喝屋だよ。」などと述べ、原告組合を誹謗中傷した。具体的には、別紙会話記録37のとおりである。


タ 小括
以上の通り、被告らは、原告中村及び原告組合に対し、根拠もなく誹謗中傷を繰り返した。
これらは、原告組合の名誉を傷つけるものであり、また、原告組合に加入する原告中村の人格を攻撃するものでもあるので、不法行為に当たる。

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プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
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当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…