FC2ブログ

記事一覧

第三-1-(1)違法な職場いじめ・パワーハラスメントの意義 (「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 15)

公開中のダイジェストページの各項目をクリックすると、リンクから詳細が確認できる仕組みです。

▼訴状全体を見る場合は、こちらを御覧ください。
「青林堂パワハラ事件」の訴状公開 (1)



第三-1-(1)
------------------------------------

第3 被告らによる原告中村に対する不法行為及び安全配慮義務違反

1 職場いじめ・嫌がらせ、パワーハラスメントの違法性判断

⑴ 違法な職場いじめ・パワーハラスメントの意義


現行の労働関係法規には、「職場いじめ・嫌がらせ」や「パワーハラスメント」について明文の規定はないが、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」が、2012(平成24)年3月15日に発表した「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」によれば、職場のパワーハラスメントを「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう」と定義して6つの類型に整理している。

円卓会議提言のパワハラの行為類型とは、
① 暴行・傷害(身体的な攻撃)、
② 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)、
③ 隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)、
④ 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)、
⑤ 業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求) 、
⑥ 私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)などとされている。

また、菅野和夫教授は、「上司が部下を指導・注意・叱責する過程で行う部下の人格を侵害する行為」であり、それが「社会通念を超える態様」で行われれば、人格的利益を侵害する違法行為となる(菅野『労働法』第10版)とされている。
スポンサーサイト



プロフィール

青木木堂

Author:青木木堂
「ガロ」で有名であった 株式会社 青林堂で起きた不当労働事件、違法解雇事件についてをお知らせするブログです。

事件を解決すべく、当該社員が加入している「東京管理職ユニオン」が運営しています。

▼東京管理職ユニオンへの加入はこちらから
http://www.mu-tokyo.ne.jp/


ガロ (雑誌) - Wikipediaによる歴史で言うと、当該社員は「復刊と休刊」の項目の時期にも在籍していました。

▼「復刊と休刊」の後半部分引用---------
「ツァイト社倒産後、青林堂の援助をしていた「大和堂」社長の蟹江幹彦が引き継いで社長となった。
大和堂体制となった『ガロ』は2000年1月号より復刊するが2001年なかばより隔月刊、2002年には季刊となり、オンデマンド版(いわゆるネット上での通販)として販売形態を変更したが2002年10月発売の1号が刊行されただけに終わり、実質発行の無いまま現在に至っている。」
-------------------------------------


当該は、ちょうどこの蟹江社長体制になってから在籍していた営業社員で、当時は部長の名刺を持っていました。

2014年に蟹江社長と再開し、再度入社することになったのですが、(出している出版物だけのことではなく)青林堂は大きく変わっていました。


実際に会社に行ってみると、社員は新卒や社会人2~3年目の若手ばかりになっていました。
3ヶ月に1人は従業員が退職に追い込まれ続けた結果、そうなっているのだと、当時の社員から説明を受けました。

自分が何とか「ガロ」の青林堂を立て直そう。
そう決意して、青林堂で二度目の仕事はスタートしました。


まさか、理不尽なパワハラや不当な解雇を受けるとは知らずに…